夫婦修復サロン ReLight (リライト)
離婚を検討する5つのステップ
夫婦の間で「離婚」という二文字が上った方。
これはどんな仲のよい夫婦でも一度ならず二度三度と、誰もが話にでる事と思います。
それはごく当たり前の事です。
全く違う人間が一緒に暮らすのですから、価値観が違って当然です。
生まれてから育った環境を違えば、出会った人々も違う。
全くの違う人格・思考をもっているのですから、
「おかしいな」と違和感を感じて当然です。また激しく対立しても当然です。
些細な食い違いであれば、今まで夫婦の間で基盤となってきた「思いやり」で乗り切れてきたことと思います。
それが
「離婚を決断したい」、「離婚を求められている」
よくあるケンカのレベルの「離婚」ではなく、決断段階の「離婚」にまで発展している場合。
今までの相手を思いやる気持ちだけでは対処できない、
この場合どうしたらよいでのでしょうか?
ここから離婚を検討する上での考え方順番を追ってお伝えします。
- 自分自身の幸せを考える。
- 取り巻く人々(子供・パートナー・親戚)の幸せを考える。
- これから起こりうる不安材料を取り除く。
- やらなければならないことを考える、実行に移す。
- 再スタート ! 離婚orやり直し
1.自分自身の幸せを考える
まずあなたに基盤として持って頂きたい考え方は
「自分自身が幸せになること」
離婚を考える上で、ご自身の幸せを求める心が一番の核となります。
ご自身の心に何度も何度も問いかけてみて下さい。
- 私はどういう夫婦関係を望んでいるのか?
- 将来自分はどのような生き方をしているのか?家族は?仕事は?老後は?
- 生活をする上でどのような気持ちで日々過ごしていきたいのか? 等
100組の夫婦がいれば100通りの幸せがある、それに加えて100通りの離婚もあります。
ご自身の求める幸せにこだわって下さい。人と比較して自分の幸せをはかる必要はありません。
- 友達に離婚したほうがいいと言われた。
- TVやインターネット等でで「こういう夫婦は離婚する」といっている。
外野の声に引きずられることなく、ご自身の本当の気持ちに正直になって下さい。
もちろん参考に話を聞いてもらう事は必要ですが、最後に決断するのはあなたです。
誰もあなた自身の人生に責任を持ってはくれません。
幸せになるのも、不幸せになるのもあなた自身の気持ちの持ち方・決断にかかっています。
そうであれば絶対幸せになるほうがいいですよね?
緩和とは何か
離婚を検討する上で、ここの「ご自身の幸せを考える」部分が一番時間がかかります。
なかなか考えを整理できなかったり、離婚を考える原因があまりにも耐えがたい為、早く逃れたい気持からご自身の心の声に耳を傾けていないこともあります。
人生の中で大きな決断に直面しているのです。しっかり気持ちを見つめた上で「離婚する!」または「やり直す!」と決めなければ、気持ちのいい再スタートを切ることはできませんよね!
考えて考えすぎることはありませんので、是非十分にあなたの心に素直に耳を傾けて下さい。
2.取り巻く人々の幸せを考える
人は一人では生きられませんよね。家族の協力があったから安心して生活ができたのであり、または守るべきものがあるので今まで頑張ることができたのだと思います。
離婚というのは、あなたの取り巻く人々、パートナー自身ももちろんですが、子供や両親・親戚など周りの人々に巻き込むことになります。
1段階であなた自身の幸せについて突き詰めて考えていただきました。自分自身が幸せでないと、周りの人を幸せにすることはできません。自分自身の幸せ像が明確になると、少し余裕がうまれてくるはずです。そこで今度は周りの人々・家族のことについて考えます。
あなたが離婚を決断するとまわりにどのような影響を与えるでしょうか?
あなたがパートナーとやり直す気持ち持ち直すとどのような影響を与えるでしょうか?
(例)
- 夫をふっきり明るい自分に戻れたら、両親や子供の心配もやわらぐ
- やり直すことにすれば、子供に両親の愛をたくさん与えることができる
- だらしないところのある相手だが、私がいないとやっていけないだろうな。
- 親の老後の世話ができ、親には安心感を感じてもらえる。自分も親孝行ができて幸せ。
- シングルマザーになってもたくましく働き生活していく姿を子供に見せれば、子供も健やかに育つだろう
「離婚しよう」「やり直そう」ともう一歩前に踏みだせる感覚が生じませんか?
あなたをサポートしてくれる家族の事を考えると、決断をした時の自分の生活が鮮明になると思います。
今の辛く苦しい現状を変える事ができるかも、という可能性が芽生えてきませんか?
もちろん、自分の幸せと、家族の幸せを十分に考えた結果
「私は子供の幸せな顔をみる事が自分の幸せなの」と
自分ではない他の人の為に生きる、というのも一つの幸せな形です。
自分自身の求めるものがはっきりすれば、多少の辛いこと苦しいことに耐える覚悟ができ、腹をくくり夫婦の修復の道へ進めるでしょう。
睾丸はもっとたるみ始めるのですか?
ここまで、【1.自分自身の幸せを考える】 【2.取り巻く人々の幸せを考える】と二段階で幸せについて納得のいくまで考えて頂きました。幸せの形は本当に人それぞれで、誰として同じものを持っていません。そして何が正しいと結論づけるのも難しいです。
この2つの作業で一番重要なのは自分自身の本当に求める幸せに「気づく」と言うことです。
あなたの「幸せ」の定義が明確になったら、次からはより細部の実行段階に移ります。
3.これから起こりうる不安材料を取り除く
ここまであなの幸せにフォーカスして考えてきました。それをより実現可能にするには、それを阻もうとするものを一つずつ確認し、潰していく必要があります。
~離婚~
- 本当に一人でやっていけるのかしら?老後や健康を害した時にも自分で乗り越えられる?
- 離婚したあとの生活費が心配
- 子供の養育費はどうするの?
- 新しく住む場所はどうしよう?
~やり直し~
- やり直したいけど、どのように相手とどのように接していったらいいだろう?
- 自分自身の人生を充実させたいのだけど、どこから始めたらいいのかな?
- 子供に悪影響与えていないだろうか?
不安をあげるとどんどん出てくると思います。新しいことを動き始めようとする時は、誰もが不安な気持ちを持って当たり前です。具体的に将来の姿が見えていれば見えるほど、生じるリスク・不安まではっきりと見えてくるものです。
ですが、せっかく十分な時間をかけてあなたの幸せに気付く事ができたのですから、一つ二つの不安であなたの不安を棒に振るのは何とももったいないことですよね!
ここは動くことのできないジレンマや、マイナス面に対応していくため、大きな労力を要しますが、辛抱強く一つ一つ丁寧に対応していきましょう!
ご自身で対処できる以上のものであれば、抱え込まずに他から力を借りることも必要です。
例えば…
- 本を読んでみる、インターネットで調べてみる
- 経験者に聞いてみる
- 専門家(法律家・カウンセラーなど)に聞いてみる。
一人で不安を抱えこんでしまうと、それをさらに増幅してしまう、という事があります。やはり一人で出来ること・経験できることには限りがありますので、「解決できない~」と立ち止まってしまうと思います。
そこを他の人の力を借りると、意外とすんなり解決できるものです。特に専門家に相談をしてみると、より客観的な観点から解決方法を提示してもらえます。
一つずつ不安を潰していくと、「できる」「できる」…に変わっていきます。
あなたの幸せに向けた、「離婚する」 「やり直す」という決断に、さらに大きな自信が持てるようになりましたよね?
それはどのように最高の愛がハンドルを失うことですか?
4.やらなければならないことを考える、実行に移す
あなたの幸せを明確にし、そこから発生する不安やマイナス面を想定し、対応する方法を見つけました。
ここまではっきりと描けたら、今度は幸せに向けて実際に行動に移します。
離婚
- 財産分与や養育費等をきちんと話合い離婚協議書を作成する
- 手に職をつける。仕事を探す。
- 家賃の少ない公営の住宅に引っ越す。
- 実家の両親とともに一緒に暮らす。
~やり直し~
- パートナーへの依存をやめて自立するよう努力する(仕事を始める、お稽古ごとを始める…)
- 相手の長所に目をむけるようにする。
- いやなことがあっても毎朝笑顔であいさつする。
- 安らげる生活空間を維持する。(あたたかいご飯、清潔な部屋)
- 子供とパートナーと交えて楽しい雰囲気作りをする。
きちんと段階を踏んで実行段階まできていれば、核となる気持ちの部分が強固なものとなっているので、潔い行動に移せているはずです。できるところから一つずつ取り組んでいき、自信を積み上げていいきましょう。
ここで重要になるのは「自分自身が変わる・動く」という事です。
相手に変わってもらう事を求めるのは大変難しいです。相手自信が「変わろう」と思わないと、なかなか人は変わらないものです。なぜならその人にも人格があってポリシーもありますので。
相手に求める以外にできることは…自分が変わることですよね!
自分自身の考え方一つで、いくらでも人生はより良い方向に進んでいきます。
どうかあなたができることを、ひとつずつ取り組んでいって下さい。
ただ、離婚をするにも、やり直すにも相手が必要になる場面が出てきます。
話し合いを持つ場が必要であったり、やり直したいという気持ちをもってもらったり、と…
その時、思っているような反応を相手が取ってくれるとは限りません。
気持ちが折れそうになる事もあると思いますが、その時はもう一度「自分の幸せ」に立ち返って見直してみて下さい。
あなたの幸せは何だったのでしょうか?
段階を追ってご自身の気持ちを整理してきたあなたは、もう以前のあなたとは違うはずです。自分の進む道がはっきりしているのですから。
だめであってもあきらめる必要はありません。次はやり方を変えればいいのです。
「今回はこの言い方がいけなかった、ちょっと変えてみよう」
言い方、タイミング、手紙を使ってみる、協力者をあおぐ…等
やるべき方法は他にもいくつか見つかりますよね。
本当にあなた自身の幸せが欲しいのであれば、ここの努力は惜しまずに乗り越えて下さい。
5.再スタート ! 離婚orやり直し
ついにここまできました! 新しいスタートの始まりです。
パートナーと共にやり直す道を歩み始める夫婦もいるでしょう。
後悔のない離婚を迎えて、自立した輝かしい生活を始める人もいるでしょう。
離婚の際にとことん戦った人は、結果が得られなくても、清々しい気持ちになっているかもしれません。
きちんと段階を追って、自分の幸せ確認から実行に移していった人は、どんな結果になったとしても、
大きな「納得感」は獲得できることは確証して言えます。
また「自分自身が変わる・動く」という術が身について実行に移せれているあなたは、周りによい影響を与え始めています。自信を持ってイキイキと輝いた姿で生活をしていると、あなたを取り囲むパートナー、子供や両親は無意識のうちに影響をうけ「変わりたい」という気持ちを芽生えさせ始めます。
そうなると更に好循環サイクルのスタートです。
あなたは家族とともに、安心して癒される生活を送れます。
家庭が安定してくると、仕事や教室など家庭外のコミュニティーでも充実した時間を過ごせます。
あなた自身が思い描いていた幸せにググッと近づいてきたのではないでしょうか?
素晴らしい方であれば、さらにそれ以上の領域まで飛躍しているかもしれないですね。
さいごに
夫婦の間で「離婚」という二文字が上った方。
これは人生の一つの岐路です。全てが終わるわけではありません、自分自身を見つめ直す再スタートのチャンスです。よい結果をうむも、そうでなくなるのも、あなたの覚悟と決断にかかっています。
どうか誰かに依存する気持ちを捨てて、自分で切り開く勇気を持って下さい。
精神的な面でのアドバイスはどうしても軽く聞こえてしまうかもしれません。
あなた自身が抱えている問題は、やはり本人でないとその苦しみを本当には理解できません。
「そんなことわかっているよ、できないから悩んでいるじゃない」
そう思っている方もいると思います。
その場合はどうぞいろいろな人にお話しを聞いてもらって、抱えている苦しみを一緒に抱えてもらって下さい。
ちょっと肩をらくにしてから、改めて「離婚」という問題を考えてみて下さい。
解決する方法はいくらでもあります。
あなた自身の生活を幸せに向ける方法はいくらでもあります。
最後まであきらめることなく、ご自身の人生を大切にしてあげて下さい。
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